【荒野】FFL予選が遂に開戦。大舞台への手形を勝ち取った三竦みを徹底解説!
【FFL予選がスタート!】
9月に1周年を迎えるFennel Friday League(FFL)。
この1年間で進化をし続けたFFLは、1周年を目前に新たなフェーズへ突入する。
『FFL予選開戦!』
FFLを『選手ファーストかつ圧倒的に競技性の高いリーグ戦』として確立させるべく始まった予選。
今回はそのFFL予選8月度について書き綴る。
FFL予選は毎週火曜日23:00~、MildomのFennel公式チャンネルにて配信。
1ヶ月を通して行われる全12試合の合計ポイントでFFL本戦への出場権3枠を争う。
実況にV3、解説には最前線で活躍している現役選手を招いての進行。
視聴者を飽きさせないV3の荒野界隈最高級の情報量と、解説ゲストのアルス選手やJustive7選手の落ち着いた的確な解説は話題を呼んだ。
予選にはFFLエコシステムを導入。
『FFL予選の参加枠18枠のうち約10枠を提携外部リーグ戦の優勝賞品に設定し、3枠を先月度本戦降格チーム3つに配分、残りの枠をいいね投票を用いて争う』というシステムである。
FFLエコシステムの詳細については以下の記事をご覧ください。
https://note.com/fennelgaming/n/n01439d6e45bf
8月度の出場チームは、7月度本戦から降格した3チーム、提携リーグから3チーム、“いいね投票”から12チームの計18チーム。
提携リーグを優勝し参戦した3チームの活躍に特段の注目が集まった!
今後は提携リーグが増え、10の提携リーグを優勝した10チームが参戦予定。
FFL予選の競技レベルがさらに向上することにより、どのようなストーリーが描かれるのか…
期待で胸が躍る!
人気・実力・実績の全てを持った“芝刈り機”、“Prometheus”などが背水の陣で挑む一方、
“おやすみ”、“にゃんこ鍋”など提携リーグを勝ち上がってきたチームは一気呵成でFFL予選に乗り込んだ。
荒野史における新世紀の幕開けだ。
【大盛況を博したFFL予選の結果はいかに…】
FFL予選8月度は終始均衡した戦いが繰り広げられた。
日を追うごとに各チームの練度・立ち回りが目に見えるほど洗練されていき、
「本当にこれは予選か?」と思わされるほど白熱した試合が展開。
最終日のDay4を残し、仏塾teamBO(Blue Ocean)までの上位10チームまでが3位に入る可能性が残り、最終戦まで昇格争いから目が離せない。
(図:Day3を終えた時点での総合順位。)
提携リーグからの下克上を果たせるか“おやすみ”
界隈トップでプレーしてきた意地とプライドを魅せつけられるか“芝刈り機”
FFL本戦と同等、いやそれ以上の熱量で争われたFFL予選8月度の最終結果はこうなった…
1位『Blitz』
2位『おやすみ』
3位『FG Prometheus』
本戦出場を決めた3チーム、おめでとうございます!
3位“FG Prometheus”と4位“Wisteria”の差は僅か215ポイントと、Day4の最終戦までもつれ込んだ本戦出場枠争奪戦。
正直始まる前は予選を軽視していたが、選手たちの素晴らしいプレーの数々に日を追うごとに心が奪われ、筆者自身熱が入っていった。
FFLエコシステムの更なる調和により、今後FFL予選のレベルが益々上がっていくと思うと胸の高鳴りが抑えられない…
記事後半では、FFL本戦の出場を決めたチームにスポットライトを当て徹底解剖していく。
【Blitz】(1位通過)
~出場選手~
BlitzEmlyz 選手( https://twitter.com/_Kx1n_?s=20 )
BlitzAr1a 選手 ( https://twitter.com/A_053108?s=20 )
BlitzSeRo 選手 ( https://twitter.com/sss_Ro__?s=20 )
BlitzS1BA 選手 ( https://twitter.com/S1baaaaa?s=20 )
BlitzPoki 選手 ( https://twitter.com/Po_Ki__?s=20 )
Blitzの凄みは何といっても柔軟な対応力とその怪異なスピードだろう。
Day1、初動での欠けが目立ち安地外での立ち回りを強いられたが、Day2にはランドマークを石門付近に変更。
チームが目指す立ち回りを展開することにより一気に順位を上げ、Day2 からは他に追随を許さず1位でFFL予選を通過した。
この柔軟なギアチェンジに、実況V3と解説Justive7選手は絶賛。
「これぞまさにリーグ戦という立ち回りだ」と2人を唸らせた。
しかしそれだけでは総合1位は取れない。
Blitzのさらなる凄みは安地への移動速度だろう。
ランドマークを石門付近へ変更し臨んだDay2第1戦。
どのチームも物資を漁っている中、その隙間を縫って安地内の強ポジションを掻っ攫っていった。
物資が少ない事を逆手に取り、最速で第1安地の中心を取りに行くこの動きによって、
ランドマークを変えて以降の9戦中3戦で1位を獲得。
最終的に順位ポイントだけで4085ポイントを獲得し大きなアドバンテージを得た。
(図:順位ポイントとキルポイントをグラフ化したもの。)
ランドマークを変更後はDay2~Day4を通して、物の見事に安地を味方につけ圧倒的な順位ポイントの差で1位を獲得。
最低限の最高な準備があるからこその安地の寄りだったのではないか。
運も実力のうちというが、Blitzは実力で運を寄せた。
8月度のFFL本戦で“ZT”が降格したことで、来月は石門付近をランドマークとしているチームはいない。
FFL本戦でも、予選でうまく嚙み合った石門からのスピーディーな立ち回りで魅せるのか!
それともFFLを研究し、その柔軟な発想で新たな土地を開拓し、また別のストーリーを我々に見せてくれるのか!
FFL9月度Day1第1戦の“Blitz”の初手から目が離せない!!
【おやすみ】(2位通過)
~出場選手~
おやすみ☁らく 選手( https://twitter.com/rakusitai0705?s=20 )
おやすみ☁うる 選手
おやすみ☁とふ 選手( https://twitter.com/ap1z___?s=20 )
おやすみ☁ぴー 選手( https://twitter.com/pknx_y0?s=20 )
おやすみ☁ろず 選手( https://twitter.com/ro_sse0?s=20 )
注目はなんといってもチームリーダー、M4投げの“ぴぃ”選手。
Day3、重宝するM4を敵に投げつける奇行で話題を呼んだが、
昇格が懸かったDay4では最終盤で怒涛の4連続キルとプレーでもしっかり魅せた。
この試合で 、“ぴぃ”選手の計8キルという活躍もあり、チームは11キルで1位を獲得。
FFL本戦昇格を確実なものとした。
“おやすみ”を語る上で欠かせないのはその特異な立ち回りだろう。
ランドマークは、決して強いとは言えない左上に位置するリゾート。
初動以降、同じ左上をランドマークにした“Blitz”とは全く異なるムーブを展開する。
まずは全員が必要十分な物資を得るため入念に漁り、
第1安地が締まる直前に安地内に入る。
第2安地が決まるとすぐに第2安地の淵に移動し安地内を窺う。
この動きにより背後のケアを最小限に制限することができる。
さらには多少の運が必要となる“第1安地のポジション取り”のアクションを無くすことにより安定した順位ポイントの獲得が可能。
目を見張るべきはここからだ。
解説アルス選手も「安地内に入っていくのは厳しい」と苦言を呈したポジションから驚愕の立ち回りでこの状況を打破した。
第3安地が上に寄り、安地内下方が過密していると判断すると安地外を大きく迂回し上方へと移動。
綾鷹の橋を渡る選択をしたのだ。
この橋を無事に渡り切れるのだろうか…
案の定、道中2パーティと接敵。
それでも持ち前の火力で押し切った。
圧倒的不利な状況でありながら6位計10キルでこの試合を終えた。
この独特な安地へのアプローチにより2位でFFL予選を通過し本戦への出場を決めた“おやすみ”。
予選ではリゾート地をランドマークとしていたが、FFL本戦ではそこで強豪“玥下”が待ち受けている。
ランドマークをしっかり立て、“おやすみ”特有の安地へのアプローチを魅せられるか!
本戦でも思う存分暴れまわってほしい!
【FG Prometheus】(3位通過)
~出場選手~
Prometheusxshu 選手 ( https://twitter.com/shu_sv?s=20 )
PrometheusKabo 選手 ( https://twitter.com/KaB0T?s=20 )
PrometheusTnTn 選手 ( https://twitter.com/bite_me__06?s=20 )
PrometheusKan 選手 ( https://twitter.com/K__A__N91?s=20 )
PrometheusBEAR 選手 ( https://twitter.com/BEARIN_?s=20 )
PrometheusPIS 選手 ( https://twitter.com/P1S95?s=20 )
荒野界隈で数多の実績を積み、名実ともに荒野界隈を代表するチームの1つである“Prometheus”だが、終始苦しい戦いを強いられたFFL予選だった。
Rime選手やGFY選手が立て続けに脱退し、選手の入れ替えが激しかった“Prometheus”。
7月度のFFL本戦では各選手の連携が噛み合わず、最下位で本戦を降格してしまった。
そんな彼らだが、どんな戦いでFFL予選を通過したのか見てみよう。
すべての日程を終え驚いたのは、“Prometheus”が一度も1位を獲得していないことだ。
それでも、リーグ戦を知り尽くしているからこその立ち回りでなんと3位で予選を通過。
慣れ親しんだ湖畔をランドマークにし、湖畔→妖怪という全盛期の立ち回りを展開した。
リーグ戦の経験が豊富な“Prometheus”がどのようにしてFFL予選を戦ったのか、Day1第2戦のワンシーンを切り取って振り返っていこう。
壬生とVellが999六角で接敵。
漁りを早々に終え、妖怪で待機していた“Kabo”選手と“TnTn”選手が戦況をチームメイトに伝え、漁夫の準備。
湖畔を漁っていた3名が妖怪で合流。
この間わずか40秒。
このスピードは流石の一言だ。
壬生とVellが戦い終えるところを待つ。
Vellの確定キルが入ったところをグレネードと車両でプレッシャーを掛け、一気に潰しに行った。
壬生の“さく”選手が素早い判断で離脱をしたため潰しきれなかったものの、Day1から隙のないプレーで戦場を支配した。
これまでのリーグ戦の経験を活かし、こういった細かいプレーでポイントを積み重ねた“Prometheus”。
だからこそ1位を獲得せずともFFL本戦の出場権を勝ち取れたのだろう。
7月度でFFL本戦から降格してしまった“Prometheus”だったが、
今回の予選ではしっかり地力の差を見せつけ最短で本戦へカムバック。
降格してしまったからこそ得た新たな経験を本戦で活かせるか!
おかえりなさい“Prometheus”!!
【昇格チームは本戦でどんなストーリーを描くのか…】
大盛況を博したFFL予選。
荒野界隈を代表する“芝刈り機”や“Prometheus”が苦しんだところを見ると、
今回のFFL予選が本戦に引けを取らない熾烈な戦いだったことは明確だ。
予選を勝ち上がった3チームが次に挑むのはFFL本戦。
そこはまさに群雄割拠の地。
実力者のみが戦うことを許され、
有名リーグで毎月激闘を繰り広げている界隈TOP15チームが待ち受けている。
怪鳥の如く飛び回り、そのスピードで本戦をも翻弄するか“Blitz”!
本戦でも活躍し、FFL予選出場を懸け提携リーグで戦っているチームの希望の星となれるか“おやすみ”!
殻を破り、古往今来とは別格のチーム力で燦爛と輝けるか新生“FG Prometheus”!
最強15チームと予選から這い上がってきた3チームが過去に類を見ない物語を織りなすFFL9月度は、本日20:45よりYouTube、Fennel公式チャンネルにて開戦!!!
荒野行動史の新章開幕を見逃すな!!
Fennel公式YouTubeチャンネル
https://www.youtube.com/channel/UCrQOCBkjJ3_ozfjFDf_AgQw/about
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