【荒野行動】Team Contact No.11 『玥下』最強の遺伝子を受け継ぐ“新鋭“の核心に迫る。
“静“と“激“を持つ『玥下』の神秘が界隈を包み込み、
最強の遺伝子を受け継ぐ「珠玉」が、荒野の歴史に名を刻む。
玥下*柊
(https://twitter.com/shu2525_)
玥下*皇帝
(https://twitter.com/koutei100123)
玥下*露亜
玥下*琉阿
玥下*大誓
『玥下』を語る上で、忘れてはいけない存在。
そう「Ak」の存在だ。
稀代の火力と最強の連携力で、競技界隈を席巻。公式大会 荒野Championship 2019年2020年と連覇し、競技シーンから引退をした荒野史に残る伝説のチーム。
“静“から始まり、突如、放出される稀代の火力。彼らの襲撃に気づいた時には、時、既に遅し、一瞬で骸となる。『Core』、『αD aves』などの現環境を代表するチームも苦しめられてきた。
この最強の遺伝子を受け継ぐ新鋭が『玥下』。
結成直後から、リーグ戦で優勝争いに参画するも、今だ無冠の強豪。しかし、チームの成長速度は、『Ak』を超越。そして、荒野史における『Ak』の伝説を塗り替える存在は、『玥下』であると筆者は予想。結成から数ヶ月で、研ぎ澄ました火力を武器に優勝争いをしていることが、そう予想させている。
今回のTeam Contactでは、新鋭『玥下』に焦点をあて、『玥下』の攻撃の秘訣、彼らの持つ潜在的な部分を引き出していく。
まずは、『玥下』結成前の2020年4月から、軌跡を振り返る。
【これまでの歩み】
2020年4月、“最強“の称号を持つ『e-sports team Ak』、荒野High予選1位通過の実績を持つ『pro e-sports team Rearth』が、“Shen Games“所属チームとなる。
この度e-SportsチームのAkとRearthはShen Games株式会社の所属チームとして活動していくことをご報告させていただきます。
— Shen Games株式会社 (@shengames_PR) 2020年4月24日
荒野行動部門は引き続き両チームメンバーも変更なく活動致しますが、2020年8月予定されているVALORANTを新部門として所属メンバーから5名を来月から選定していきます。
そして、界隈に起きた騒然。
『Ak』の競技シーンからの引退発表。
【ご報告】
— Shen Games株式会社 (@shengames_PR) 2020年5月27日
所属チームのAkは5/31に開催される荒野Champion shipを最後に現在スケジュールの確定してる大会以外の出場は致しません。
所属チームのAk,Rearthは来月以降のKWL,FFLのリーグ戦も辞退致しました。
様々な大会の主催者様及び関係者様、大変お世話になりました。
有難うございました。
『Ak』は、圧倒的な力を見せつけ、荒野Championship 2020の覇者となり、連覇。
名残惜しむファンからの称賛の中、荒野競技シーンという第一線から退いた。
Shen games所属のAk、Rearthの猛者のもとに、新鋭が集まり結成されたのが『玥下』。
『玥下』のFFLデビュー戦は、Season11 7月大会。
当時のメンバーは、
- 玥下*柊 (元Rearth)
- 玥下*皇帝(元AM)
- 玥下*露亜(元Apocalypse)
- 玥下*琉阿(元Prometheus)
- 玥下*愛露 (“元“Ak)
- 玥下*彗華(“元“Ak)
Ak時代に界隈を席巻した彗華(えけえむ)選手、愛露(めろ)選手が登録。両名が牽引していくのかと、多くのファンは予想。
しかし両名は、あくまでも後見役、新鋭の選手達が、実力をすぐに証明。
Day1第1戦から、柊選手と琉阿選手が終盤まで生存し、『Mantis』に牙を剥く。
柊選手、琉阿選手2名で、『Mantis』を完全淘汰。
一瞬で『Mantis』を殲滅させる実力を見せつけた。
特に、この大会で、大暴れをする皇帝選手の火力。
SNSでは、『Ak』の選手が転生し、参戦しているのか?と話題になる程。
その後、『花魁』で活躍していた、むと選手が『玥下』に所属、後見役の2人は退き、現在の『玥下』の体制となる。
『玥下』を象徴する火力。初登場以来、我々に界隈最高級の火力を魅せている。
まずは、『玥下』の火力に焦点をあて、『玥下』の核心に迫る。
【“激“の火力】
『玥下』の火力は、視聴者の記憶だけでなく、記録としても残っている。圧巻の記録ばかりだ。この結果に、恐怖すら感じる。
FFL初登場の7月大会での記録を振り返る。
TEAM KILL RANKING 2位(70キル)
個人キルランキング、琉阿選手が2位(24キル)
初登場チームが残した記録なのかと目を疑う程だ。
次は、圧巻の記録を残した9月大会。
TEAM KILL RANKING 1位(83キル)
(Day1/32キル。Day2/18キル。 Day3/21キル。 Day4/13キル。)
個人最多キルランキング
大誓選手 1位(28キル)
琉阿選手 2位(25キル)
総合2位の悔しい結果となった9月大会。しかし、Teamkillは83キルの1位。個人最多キルでも、Top2を占める。
しかも、Day 3終了時には、皇帝選手もTOP3にランクインしており、個人killランキングのTOP 3を独占していた。しかしDay4は、不完全燃焼の結果となった。
成長著しい『玥下』。
個人KillTOP3の独占、Team総合kill1位を獲得し、総合優勝という“偉業“は、目前。そして、その先にある“神の領域“とも言える「Seaon 100kill」に照準を置いているのではないだろうか。
まさに“神の子“とも呼べる『玥下』。
研ぎ澄まされた火力に限界はない。と考えると、止まらない筆者の胸の高鳴り。
そして、彼らの強さは火力だけではない。“静“からの起点という『Ak』の遺伝子を受け継いでいる強さだ。一瞬の突破から、猛者たちを沈める。
ここで、解説仏を唸らせたFFLのシーンをPlay Back!!
【FFL名場面】
Season13 Day1 第1戦
〜“静“の突破と“激“の掌握〜
9月大会第1戦。試合は中盤、安置内の六角をスプリットで抑える『Mantis』。
”蟷螂”は安置外からの侵入者を虎視眈々と狙う。
そこに忍び寄る『玥下』の“静“。
『Mantis』は、忍び寄る襲撃に気付いてない。
柊選手と大誓選手が、”蟷螂”に牙を剥く。
静寂の中に、鳴り響く爆発音。
異変に気づいた時には、勝負は決着。大誓選手の手榴弾が『Mantis』2名を沈める。
解説仏は、この柊選手、大誓選手による”静”の襲撃を称賛。
しかし、『玥下』は追撃することはなく、『Mantis』は、3枚での離脱となった。
この起点から、『玥下』は、安置内へ進入し、終盤まで安定して生存。
そして、『玥下』は、再び、解説仏を唸らせる。
戦は終盤。現環境を代表する猛者の火力の正面衝突は、安置縮小開始により火蓋が切って落とされる。
安置縮小と同時に進入してくるチームを虎視眈々と狙う『祝祭』や『αD』。
『玥下』の目指す先には、『祝祭』や『Core』が位置し、移動は、容易ではない。
縮小と同時に『玥下』は移動を開始。誰もが予想する火力と火力の衝突。
しかし、『玥下』は、この場面でも“静“による突破を決行。
琉阿選手と皇帝選手がセダンでの移動を開始。これに対応する『祝祭』よぴぴ選手。
そう、ここでも、柊選手が、起点を創造していく。
柊選手の存在に気付いていないよぴぴ選手に忍び寄る“静“の襲撃。
柊選手がよぴぴ選手を沈めるは一瞬。
よぴぴ選手に抵抗する時間を与えられることはない。
この柊選手の“静“の襲撃を、絶賛する解説の仏。
この柊選手の起点から、琉阿選手と皇帝選手は、安置内を掌握。
2人から放出される火力に、終わりはない。
そして大誓選手の一瞬で敵を沈める手榴弾。
『玥下』による、止まらないKill log。
『玥下』最大の武器である“静“と“激“により、試合を完全掌握。
”静”の起点から、”激”の火力で敵を一瞬で殲滅。
まさに、『玥下』を象徴する試合であったと筆者は感じた。
【攻めと守りの融合から生まれる最大火力】
この試合で象徴された『玥下』の攻撃の秘訣についてリーダーの柊選手に核心を聞いた。
「サイレントは、『玥下』最大の攻め。」
難局を切り抜けようとする”逃げ”ではなく、敵を潰す起点となる攻めのサイレントを戦術としている。
そして、この戦術は、選手の体に染みついている。柊選手や大誓選手が、率先してサイレントをすることもあるが、選手から、柊選手や大誓選手にサイレントで起点を作ってほしいとオーダーがある。
”静”の襲撃の際に、最も大切にしている事を柊選手が語る。
「徹底的に気づかれない事。そして深追いはしない。カバーを待ち、次の展開に移る。」
「サイレントで敵を倒したが、代償に『玥下』のメンバーが欠ける事態を防ぎたい。」
『玥下』の戦略は、「攻めと守りの共存」とも言うべきだ。
そして、味方のカバーは、起点となる一瞬にあわせて動き出す。まさに神業とも呼べる連携。
現環境、チーム同士の激闘は、他のチームにとっては、絶好の狩場。サイレントで敵を倒し、欲を出す事なく、一瞬で退く。
現環境で主流となる”漁夫”への対策。
『Mantis』への襲撃後に執拗に追撃しなかったのは、チームの”生存”を考えている戦略と分かり、筆者の中にあった疑問が解ける。
そして、「攻めと守りの共存」ともいうべき『玥下』の戦略は、火力が大暴れをする場面でも、変わることはない。
火力の『玥下』という印象を誰しもが持っているが、『玥下』の火力の真相を、柊選手が語る。
「火力で押し切る場面でも、決して独断行動はしない。」
「メンバー同士が、カバーできる状況で、徹底的に火力を出す。」
決して、スタンドプレーに走るのではなく、個が欠ける事を防ぐために、個の火力が補完しあい、界隈最高級の連携された『玥下』の火力が放出される。
それにより、激闘の中でも、個ではなく『玥下』として対応し、敵を殲滅してきた。『玥下』が沈めてきた猛者たちは一体何人いるのだろうか。
”静”と”激”の2つの強さを支える「攻めと守りの共存」という戦略によって、『玥下』は、界隈最高峰のチームに僅か数ヶ月で名を連ねた。
そして、彼らを象徴するものが、”静”と”激”だけではない、”玥”だ。
『玥下』という名前、多くの人が、“おうげつか“と認識したのではないだろうか。
”玥“は、馴染みが少なく常用漢字ではない。「伝説上の玉」「神秘的な珠玉」を意味する。
伝説を残した「Ak」の遺伝子を受け継ぐ彼らを象徴する字だ。
伝説を受け継ぐ『玥下』、柊選手の思いとともに、紹介していく。
【最高峰の個が連携した最強の”新鋭”】
【”最強の伝説”を超えるチームになる】
成長著しい新鋭の目指す展望を、柊選手が語る。
「『玥下』を創設した時からの目標。それは『Ak』『Rearth』を超えるチームとなる。」
伝説を残した『Ak』、そして柊選手の成長の礎となった『Rearth』を超える。
この目標は、荒野最高峰の頂であることは周知の事実。もはや異次元の目標ともいえるだろう。
結成から僅か数か月であるが、目標達成に向けて手ごたえを感じている柊選手。
結成直後から、FFLでの優勝争いに参画し、『玥下』の立ち回りを展開し、圧巻のキル数を記録している。個人のスキルは勿論だが、結成以降、『玥下』の練度は、成熟し続けており、最高峰の頂は、彼らにとって、手の届かない頂ではない。
まずは、悲願のリーグ戦の初優勝。そして連覇。
Season13では、Day3終了時に暫定2位。1位『αD aves』と熾烈な優勝争いをするも、
Day4では、”招かざる客”のランドマーク”リゾート地”への初動の襲撃から、順位を伸ばす事ができず、結果は準優勝。苦汁を飲む結果となった。
明日から始まるFFL Season14
目指すは、“静“の起点から、圧倒的なキルによる完全優勝
リーグ戦の優勝は、『玥下』の作り出す歴史の序章に過ぎない
FFL Season14を制し、ここから『玥下』の歴史が始まる
【インタビューを終えて】
柊選手の個人の展望を問いかけた。
「リーダーとして『Ak』、『Rearth』を超える『玥下』を作り上げ、『玥下』にとって、必要不可欠な存在になりたい。」
柊選手は『玥下』への印象を「”やんちゃな”問題児の集まり。」と語る。
事実、『玥下』在籍の選手が、リーグ戦の運営に対して、SNSで発言をし、物議となった。『玥下』は、リーグ戦1か月の出場停止、選手個人の無期限出場停止の処分を受けた。
この騒動について、柊選手が心境を語る。
「多くの人に多大な迷惑をかけたが、選手個人が”人”として成長する契機になったと考えている。」
「”やんちゃな”メンバーが多い。普段から、注意をしているが、今回の一件は、チームにとっても成長する機会となった。」
若い”やんちゃな”メンバーのケアは、『玥下』にとって、今後、重要な仕事。
誰でも可能な事ではない。マネジメントやケアを献身的に行うための、”大きなモチベーション”が必要だ。
柊選手のモチベーションとなる核は、インタビューを通じて伝わる、柊選手の『玥下』への愛情。そしてメンバーへの信頼。柊選手だからこそ『玥下』を牽引していく事ができると感じた。
そして、取材終了後、執筆中の筆者のもとに、柊選手からお礼のメッセージが届いた。
熱くなる筆者の心境。
筆者が柊選手に、時間を割いてもらったにも関わらず、『玥下』のために時間を割いてくれたことへの御礼の言葉。
柊選手の礼儀正しさに感銘を受けるとともに、惹かれていった柊選手の誠実性。
『玥下』は、『Ak』『Rearth』を超えるチームとなり、荒野史に名を刻む伝説のチームになるに違いないと感じたインタビューであった。
そして、この偉業を成し遂げるチームを造りあげる事ができるのは、荒野界隈で唯一
『玥下』の柊
彼以外に誰がいるであろうか。
末筆になりますが、忙しい中、インタビューに丁寧に親身に対応頂いた柊選手。ありがとうございました。このインタビューを通じて、柊選手が伝説を超える『玥下』を牽引する日が、今から待ち遠しいです。今後の活躍を応援しています。
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